クロス貼工事

建物の骨格が完成すると、内装工事と呼ばれる、この建築工事の最終工程を担うのが内装工です。
その中で、天井や壁に貼られた下地の上に壁紙を貼っていくのが、「壁装工」すなわち、クロス職人です。

基本的に、クロス工事においての下地作業は、下地調整剤(パテ、シーラーといった材料や、下貼用紙)で表面を平滑に調整し、壁紙を実際に接着する際には、デンプン系糊材や、エチレン系酢酸ビニル共重合樹脂、酢酸ビニル系グラフト重合樹脂等の壁貼り専用資材を用います。
また、材料の銘柄、色、数量、傷の有無といった事を調べ、下地基材の状況や壁紙の種類にあった接着剤を選定し施工致します。

作業の流れ

①下地処理

施工する表面に不陸などの凹凸がある場合、パテ処理&ペーパ ー掛けを行い、施工面をフラットにする作業をいたします。
この施工部分が仕上げに大きく関係してくるので、とても重要 な作業です。

②清掃

パテ処理で出た粉塵をほうきや掃除機を使ってきれいに掃除します。

③寸法取り

材料のロスが少ないように割付けをしながら寸法取りをします。

④接着剤塗布

昔は手で1枚1枚塗布していた接着剤も今では機械で均一にのりを塗布できるようになりました。

⑤クロス貼り

エアー&のり溜りをハケにてとり除きながら柄合わせを行い、ジョイント部をハンドローラーにて平らにしていきます。

⑥端部処理

端部取合いなどは材料に近いコークボンドを打ち、メクレ防止処置を行います。

  • 創業1957年
  • 創業1957年
  • 創業1957年
  • 創業1957年

関連する免許、資格等

  • 国家資格

    一級内装仕上施工技能士

  • 技能講習

    フォークリフト(1t以上)

  • 特別教育

    建設用リフト
    高所作業車
    足場の組立など