内装工事業の杉原商店から見た以前と現在
日本は以前、ほぼ木造建築の建物が主流でしたが、内装工事業が大きく変わったのは建物が高層化され始めた1980 年頃に建築基準法で耐火の構造が根本的に変わったことがきっかけでした。
燃える素材や可燃性の塗料の使用が出来なくなり、木材の仕事が大きく減少しました。
その分、弊社の仕事の範囲が広がったわけです。
というのも昔は内装仕上げ工事業というのはなく、木工事と塗装業者、左官屋や畳屋、タイル屋で構成されていた仕事が建物の高層化により、建物重量を軽量にしなければならない問題、人手の問題、工数の問題と様々な観点から、部屋の間仕切りをモルタルやコンクリートブロックを使わない軽量鉄骨・ボードになっていく事になります。